子供の頃、春先が過ぎて暖かくなる頃から夏場にかけて水辺の水棲生物を虫取り網でのガサガサ捕りでいろいろ掬ったのを記憶しています。
透明のエビにミズカマキリ、ミズスマシにゲンゴロウ、タガメ。
昆虫?というよりは水棲生物なので金魚やメダカなどの魚とも違うしカブトムシやクワガタムシとも違い、うーん…なんとも不思議な気持ちになったのが子供の頃の感想ですね。
そんなゲンゴロウやタガメ。食品ロス対策やSDGs、フードロス削減として、いろいろと注目を集めるようになってきました。
ゲンゴロウが食用に?
ゲンゴロウを食べる?なんて今までは想像もつきませんでしたが。
食用のゲンゴロウとは?
そもそもゲンゴロウって食べられるの?
食べられるのゲンゴロウー!?(笑)
栄養価はどうなのか?
ベトナムでは普通に食べられているらしいです。ちなみに長野県ではゲンゴロウ食も普及してる?
ゲンゴロウ(竜蝨・源五郎、Cybister chinensis Motschulsky, 1854 / ナミゲンゴロウ・オオゲンゴロウなどの別名あり)は、コウチュウ目ゲンゴロウ科ゲンゴロウ亜科
しょく‐よう【食用】
食い物とすること。 また、そのもの。 比喩的にも用いる。
タガメは食用?
ゲンゴロウの泳ぐ姿を見たことはありますか?
ゲンゴロウって丸っこくてけっこう泳ぐ姿とか愛らしいんですよね。
それに対しタガメ。ちょっとゴツゴツしてるというか、角張ったイメージがあって昆虫っぽいというか吸血鬼っぽいというか。
ハンター的な獰猛なイメージがタガメにはあります。
そんなタガメ。
どうやら日本では絶滅危惧種になっていたようです。これは知らなかった、予想外!
そしてタガメの食用について。
どうもタガメは食用で、タイヤラオスなどの東南アジアではタガメは高級食材なのだそうです。
そもそもゲンゴロウにせよタガメにせよ、食用のゲンゴロウやタガメはなかなか手に入りません!そこらで普通に売ってない!
昆虫食いやだー!とか昆虫なんて食べたくなーい!とかいう前に!!
そもそも食用タガメや食用ゲンゴロウがなか手に入りません。入手困難。意外とレアな食材。
これはもしかすると、近い将来ふっつーに食用タガメや食用ゲンゴロウも当たり前に普及してそうですね。フードロス対策に食品ロス。
マスコミで報道されてブームにでもなった日にゃ、「ヘイ!昆虫食、やってるかーい♪タガメもゲンゴロウもおいしいよ。」
「えぇっ!?アンタまだ食べてないの!?私なんてタガメもゲンゴロウも2回も食べたわよ!」とかなんとか(笑)
近い将来昆虫食もフツーにブームになってたりして。
ゲンゴロウの料理とは
ゲンゴロウブナというヘラブナの一瞬?がありますが、鯉こくみたいに鯉やフナの料理とはわけが違うのがゲンゴロウ料理です。
はたしてゲンゴロウの料理とはいかに。
カンボジア人はタガメ料理やゲンゴロウ料理が好きみたいです。
東京の歌舞伎町にある中華料理店、上海小吃(シャンハイシャオツー)というお店ではゲンゴロウ料理が食べられるみたいです。
はたしてどんな味なのか?そしてどんな味付けなのか。いろいろ気になりますね。
上海小吃
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目3−10
食べてはいけない虫
食べてはいけない虫とは絶滅危惧種だからか。
それとも食べると危険な虫だからか。
農薬散布などの問題もありますからね、食べると危険であったり食べてはいけない虫もあるでしょう。
ただ、昆虫食というものは、来たるべき食糧難の時代、新しい時代の救世主といいますか、新時代の切り札になるかもしれない食材なのかもしれませんね。
ガムシは絶滅危惧種?
ガムシってナニ?
なになになに!?
どうやらガムシというのは甲虫目ガムシ科とやらに属する水生昆虫で、牙虫と漢字で書きます。
※漢字検定とか取りたくなるよね!(笑)
で、このガムシ。沼や池、小川などに棲んでてゲンゴロウと間違われたりもするらしく。
でもエンマムシに近いらしいです。
いまでは数を減らしていて国の準絶滅危惧種に指定されていますね。
ゲンゴロウは食べるもの?
ゲンゴロウ自体を料理として、食材として食べるものと捉えるのか。
それともゲンゴロウを飼育する際にゲンゴロウが何を食べるのか?ということか。
ここではゲンゴロウを飼育すると想定して書いていきます。
ゲンゴロウが食べるもの。
ゲンゴロウの餌としては、釣り餌などで知られるアカムシ、トンボの幼虫のヤゴ、カエルの子であるオタマジャクシ、昆虫のコオロギ、釣り餌のサシ、メダカや金魚となんでも食べますね。
めちゃくちゃ雑食性!
じゃあ食糧難で食糧危機の時代になったとき、ゲンゴロウを捕まえて食べても大丈夫か!?
ゲンゴロウって食べられるん!?
うーん。いろいろ気になりますね。
ゲンゴロウの栄養
昆虫食って高タンパクなイメージがありますが、ゲンゴロウの栄養価もかなり高いみたいですね。
栄養豊富!
食べごたえのある食感らしいです。
さすがは昆虫食。
ゲンゴロウの飼育について
水道水をそのまま使わず、中和剤、つまりカルキ抜きですが、瞬間カルキ抜きを入れるよりかは自然にまかせてカルキ抜きをしたほうが良いですね。
それ以外は特に。金魚やメダカの飼育環境に近い感じで水槽内を整えてやれば良いでしょう。
ゲンゴロウのお菓子とは
どうやら食用タガメや食用ゲンゴロウのお菓子、スイーツがタイの食材を取り扱う通販サイトで手に入るみたいです。
うーん…ゲンゴロウやタガメのお菓子ですか。ボリボリバリボリ食べるのでしょうか。
それともアメちゃんで中身がゲンゴロウやタガメなのでしょうか。
やはりなかなか抵抗がありますが、東南アジアでは普通に高級食材として食べられているそうですし、これも文化の違いといいますか、今ある常識の範囲内で物事を考えるからなのでしょうかねー。
大きな社会変革が起こり、価値観が変われば昆虫食も普及するのかもしれませんね…。
食品ロス・フードロス対策と地球環境
個人的にはEVやSDGs、ドローンやナノテクノロジー関連の投資には非常に興味がありますし、地球の未来のためにも食品ロス・フードロスは良いことかな…とも思います。
かけがえのない地球。母なる大地、地球。このまま地球環境の汚染や環境破壊が続くと持たないと思います。
持続可能な社会のために。
心無い人間や今だけ金だけ自分だけというような、傲慢でワガママで自分勝手で他人を踏み台にするような人間が、欲望のままにやりたい放題やったがために、地球規模はボロボロになってしまいました。
なんとか次世代に地球を、環境保全をしなければなりません。地球を守るために。いま出来ることをやる。
食品ロスやフードロス。
代替肉や合成肉はまあ受け入れられそうですが、昆虫食はちょっと抵抗があるものの、まあそれでも見た目が3Dプリンターとかでドラえもんのグルメテーブルかけみたいにきちんとしていて味も美味しければ別にかまわないかもしれませんね(笑)
以上、ゲンゴロウと昆虫食についての記事でした。
以下の記事もどうぞ!!
コメント